【東京プロレス娘のスイーツトーク】夏ですね! アイスリボン取締役選手代表、夏(7月)生まれの藤本つかさです。

 みなさん、突然ですが自分にとって必要不可欠な行動はありますか? 私は、1日1回カフェオレを飲みます。カフェオレはいつもそこにあって、当たり前のように私を癒やしてくれる。

 申し遅れましたが、私の職業は女子プロレスラーです。人々にとってプロレスは娯楽。娯楽がなくても生きていける。でも娯楽がないと息が詰まる。鬱屈(うっくつ)した気持ちになる。そんな状態でいたくないからやっぱり娯楽は必要で、その一つにプロレスという選択肢があればいいなと思っています。これは東日本大震災を機に感じたことです。

 だから私たちレスラーは、見に来てくださったお客さまを楽しませたい。それを一番に考えます。ただカフェオレと違うところは、商品に感情があるということ。時にその商品は落ち込んだり、笑ったり、突然いなくなったりします。なぜなら人間が商品だから。そうです、感情をまとめるのはとっても面倒くさいのです。

 それでもやっているのは、この仕事にやりがいを感じて、それが生きがいになっているから。人間の喜怒哀楽が詰まっているのがプロレスの醍醐味だから。だからプロレスが好き。本当に好き。自分の職業に誇りを持っているよ。

 もうすぐプロレスラーになって9年。キャリアを積んで分かったのは、改めて多くの方がアイスリボンを盛り上げようとしてくださっていることが見えたこと。だからこそ、積み上げてきたものを見せていきたい。8月27日アイスリボン後楽園ホール大会でね! 夏の大一番です! でもわたくし、実はカフェオレにも感情があると思っている…。いつも感謝しながら飲んでます。ありがとう!