女子プロレス「アイスリボン」の取締役選手代表を務める藤本つかさ(37)が3日、全日本プロレスの暴走男・諏訪魔(44)に怒りの返答を突きつけた。

 本紙既報通り、所属ユニットの女子部門「エボリューションガールズ」の立ち上げに伴い女子プロ界に本格参入する諏訪魔は、12日のアイスリボン横浜ラジアントホール大会を盟友の石川修司(45)と〝敵情視察〟すると予告。「藤本つかさに俺たちから言いたいことがある。待ってろよ、オイ!」と呼びかけた。

 突然の来場宣言に対して藤本は「正直、すごい怒っていますよ。そもそも諏訪魔って男、何なんですか? 勝手に私の名前を出して『言いたいことがある』って…」と嫌悪感をあらわにする。

 2018年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で女子プロレス大賞を受賞した際、同年度の最優秀タッグ賞を受賞した暴走大巨人(諏訪魔&石川)と授賞式であいさつをかわした程度の面識しかない。にもかかわらず、明確な目的を示さないでの来場予告など迷惑千万だ。

 しかも先に既成事実をつくるのは邪道・大仁田厚(63)の常とう手段ではあるが、女子プロ界では異例とも言える行為。藤本は「女心を全く理解してませんね。そんなんだから嫌われるんですよ。申し訳ないですけどタイプじゃないし、ごめんなさい!」と続けた。

 諏訪魔が立ち上げたエボリューション女子についても辛らつだ。「怖い人のところに女子が集まるとは思えません。本気で募集するなら笑顔で募集しないと」

 特にアイスリボンでは毎年恒例の大みそか大会(東京・後楽園ホール)成功に向けて動いている最中で「忙しいので、本当にすみません。絶対に、またがせませんから!」とピシャリ。あからさまな拒絶反応を示された暴走男は果たして…。