【アイスリボン】世羅りさ 結婚で丸くなったとか優しくなったとか言われるけれど…30歳まではトップ張る

2019年08月29日 16時30分

世羅はさわやかな笑顔を振りまいた

【魅惑のリングを彩る女子ファイター】町長の父、プロレスラーの夫を持つ女子プロレスラーが「アイスリボン」に所属する世羅りさ(27)だ。リングネームは広島県のほぼ中央に位置する世羅町出身であることに由来する。父・奥田正和さんの町長就任1週間後、2012年11月10日のデビューが決まり「父が世羅を背負うなら私も」と決めた。

 小学校1年から高校3年までは剣道に打ち込んだ。高校卒業後、声優を目指し上京。その後に受けた映画のオーディションが転機になる。「プロレスデビューが絶対条件と言われて。意味が分からなかったんですけど、『やってみるか』みたいな軽い気持ちで始めたら、練習するにつれ、はまっていって。それで今もやっている感じです」と語る。

 順調にキャリアを重ね、団体の最高峰ICE×∞王座を2度戴冠。積極的にデスマッチのリングにも上がり、昨年は女子電流爆破王座を獲得するなど幅広い路線で活躍する。今年2月、大日本プロレスの宇藤純久(現在はオルカ宇藤に改名)との結婚を発表。「見た目はいかついけど、優しいギャップにひかれました」とのろけるが、男性ファンは目に見えて減った。「結婚したからっていうよりは、ギラギラした、何が何でも負けたくないみたいなのがなくなったと思われたのが原因かも。代わりではないですけど、小学生の男女のファンが増えました」

 思い描く今後のレスラー人生がある。「デビュー10周年となる3年後まではプロレスを辞める気はないです。区切りとして30歳で盛大に引退試合をしてから子供のことは考えます。その後、戻るつもりはないです」。もちろん、それまではトップを張る。9月14日の横浜文化体育館大会メインでは、ICE王座決定トーナメント決勝戦で雪妃真矢と対戦する。「結婚して丸くなったとか、優しい雰囲気になったとか言われるけど、ベルトも狙っていく」と視線を鋭くした。