女子プロレス「アイスリボン」は18日、蕨市市制施行60周年記念事業として総合格闘技ジム「FREEDOM@OZ」と10周年合同興行を10月19日に蕨市民体育館で開催すると発表した。

 アイスリボン、FREEDOM@OZはともに2009年から埼玉・蕨市を拠点に活動していることが縁で今回の興行が実現した。

 アイスリボン選手代表として会見に出席した藤本つかさ(35)は「今回のコラボをうれしく思う。それ以外でもアイスリボンとしては選手全員コスチュームでパトロールしたりして蕨から明るいニュースを発進していきたい」と語った。

 FREEDOM@OZの小塚誠司代表(40)は今回が引退試合になる。「体重は52キロで」と対戦相手を募集するとすかさず藤本が「プロレスラーでもいいですか。私の体重はそのくらいです」と名乗りを上げた。

 また乱闘を認めるかと質問された頼高英雄蕨市長(55)は「子供たちが見ても大丈夫な試合にしてもらえれば」と冷や汗交じりで答えた。

 興行は無料で開催されプロレス3、総合格闘技3の全6試合が予定されている。藤本は「私は異種格闘技戦でもいいです」と、再び小塚戦をアピール?し、会見終了後には蕨市マスコットキャラクターの「ワラビー」にコブラツイストをかけた。