【アイスリボン】藤本つかさ 女子プロレスの魅力を言語化したら自分自身がとりこに

2019年03月28日 16時30分

プロレスの魅力を発信し続ける藤本つかさ

【すっぴんトーク1本勝負!】出会いがあれば別れもある。桜咲くこの季節、一つの別れが訪れました。今回をもちまして、このコラムを“卒業”します。卒業と聞いて思い出すのは、中学生の時だな。卒業式後の最後の教室で、担任の先生がMr.Childrenの「終わりなき旅」を歌ってくれたの。

 あの時は冷ややかな目で見ていたけど(先生ゴメン)、今思えば私たちを送り出すためにいっぱい練習してくれたんだなって。ふと、そんな光景を思い出した。

 私にとっては4年間執筆させていただいた思い入れが深いコラム。後輩たちをPRしたり、変なリングネームをつけそうになった父親のセンスのなさを書いたら、それが「5時に夢中!」(TOKYO MX)の番組内で紹介されたり。喜怒哀楽、たくさんの気持ちをつづってきた。

 書いていて感じたことは、女子プロレスの魅力を万人に伝えるために言語化したら自分自身がプロレスのとりこになってしまったこと。デビューした時より、今の方が何十倍も何百倍もスキ。きっと単純なことなんだ。人間は言葉にしたら強い。それは夢も希望も同じはず。言葉にすることでかなえようと意識する。

 だから決めたの。またチャンピオンに返り咲く! 思えばこのコラムでチャンピオンになった喜びを報告して、読者とうれしさを共有してきた。思ってることは言葉にしないと。小学生のころから花粉症とともに歩んできた人生ともサヨナラする。「私は花粉症ではない」。ほら、本当に花粉症じゃない気がしてきた。

 コラムの話に戻ろう。終わりがなければハッピーエンドは訪れない。終わりがあるから、感動のフィナーレも衝撃の結末も斜め上のオチもあるんだ。だから安心して。これからも私は女子プロレスラーとして、リング内外で暴れまくるから。

 あれ? なんか涙が…。花粉症じゃないと口にしたばかりなのに、なんでだろう…。でもこれだけは言わせて! 長い間、本当にありがとうございました。31日、アイスリボン後楽園ホール大会で待ってるよ~。

(来週から「リングを彩る魅惑の女子ファイター」がスタートします)