女子プロレス「アイスリボン」は22日、埼玉・蕨の事務所で会見し、世羅りさ(27)と藤本つかさ(35)の電流爆破戦(12月2日=千葉・ブルーフィールド大会)が爆女王のタイトル戦として行われることを発表した。爆女王・世羅はこれがV2戦となる。

 初の爆破戦でいきなりのタイトル挑戦となった藤本は「世羅の覚悟は身に染みて感じている。だからこそ覚悟をもって臨みたい。(ICE×∞王者との)2冠になるつもりで挑戦する。不安もあるが、覚悟をもって臨みたい」。初の爆破への不安を口にしたり、時に涙を流すなど感情を抑えきれない場面もあったが「失うものも得るものもあると思う。楽しみです」と話した。

 一方で藤本を爆女王のタイトル戦に引っ張り出すことに成功した形の世羅は「デスマッチを通して自分の中で確立してきたものを全てぶつけたい。プロレス人生をかけて戦う。藤本つかさをドカンと爆発させます」と防衛を誓った。