女子電流爆破王座「爆女王」を保持する世羅りさ(26)が4日、所属の女子プロレス「アイスリボン」内での爆破戦開催を要求した。

 7月に同王座を戴冠したが、これまで一度も防衛戦が開催されることはなかった。さすがに「防衛戦をやらない限り、王者として君臨する意味がない。(入場時に)爆女王とコールされているけど『何のベルト?』ってファンに聞かれる。ホームでやりたい」と焦燥感に駆られている。爆破戦を開催可能な会場が限定されるだけでなく、めぼしい相手も不在。何よりアイスリボン自体が開催に否定的だ。そこで期待をかけるのが、ICE×∞王者で取締役選手代表の藤本つかさ(35)とノンタイトルで一騎打ちする8日の東京・後楽園ホール大会だ。

「倒せばワガママを言っても許されるんじゃないですか!? 爆女を広めたいし、アイスリボンに響かせないと。やらせてほしい」と訴えた。

 女子では「スターダム」が4月に爆破戦を初開催し、紫雷イオ(28=現WWE)の出場で話題になった。果たして実現に至るのか注目だ。