“悪魔仮面”ケンドー・カシンと“マット界随一の偏屈者”鈴木秀樹(38)、女子プロレス「アイスリボン」の藤田あかね(31)によるユニット「幸せマシーンズ」が20日、神奈川県・湘南の某所で今後を話し合った。

 同ユニットは8月26日のアイスリボン横浜大会で誕生。これがユニット初の会合で、まずはリーダーの藤田がマスクを紛失したことを告白だ。これにカシンが「あなたがなくしたのは額に『幸』と書かれたこのマスクですか? それともIGFと書かれたこの黒覆面ですか?」と新品を手渡し、会合がスタートした。

 冒頭でリーダー・藤田は「コンセプトは他人から幸せを奪うことです」と発表。続けてマシーン1号・鈴木が「我々はまず、女子プロレス界を世界タッグ王者から守るために立ち上がりたい! あいつらの挑戦を受けましょう! みなさん、どうですか!」とぶちあげた。

 これに同2号・カシンはうなずきながら「どうぞどうぞ。俺は大丈夫だから。全日本は1年くらい前から雰囲気が良くないし、大体、秋山…(以下略)。そんなことより近々電流爆破バット戦が盛り上がりそうな予感がする。3人で打って出ようじゃないか! あと、リーダー、俺もアイスリボン所属にしてくれ!」と提案。ちなみに藤田は全提案に乗り気だった。

 その後も各団体の6人タッグ王座を狙うための戦術を話し合った3人。最後に外房方面を指さしたカシンによる「あっちの藤田はもうダメだ。真面目になっちゃったから。試合前日は酒も飲まないし。これからはこっちの藤田の時代だ!」との号令を皮切りに銀座の高級食パンを回し食いして、結束を誓い合った。