悪性脳腫瘍と闘ったRayさん無念“女ハヤブサ”の死に大仁田も哀悼

2018年09月01日 16時30分

2015年12月22日の超戦闘プロレスFMW後楽園大会が最後の試合に

 女子プロレス団体「ピュアJ」は31日、悪性の脳腫瘍で闘病中だった覆面女子プロレスラー、Rayさんが30日に死去したと発表した。本名と年齢は非公表。

 2003年9月に「我闘姑娘」でデビューし、その後は「エスオベーション」「アイスリボン」に所属。12年からフリーになった。一時は素顔で活動したこともある。15年からは邪道・大仁田厚(60)が主戦場にした「超戦闘プロレスFMW」にレギュラー参戦し、空中殺法を武器に活躍した。だが、同年12月の試合で脳振とうを起こして検査を受けた際に、悪性の脳腫瘍が発見された。

 奇跡の復帰を目指して闘病生活を送っていたが、かなわなかった。大仁田は「素質があり、プロレスに対する気持ちを持った選手だった。ハヤブサ選手(故人)が『“女ハヤブサ”としてやってくれないか』って本人に言ったんだよね。闘病中も何度もリングに来てくれて経過も良かったんだけど、まさかこんなことになるとは…。また一人、リングから去っていくね。心からご冥福をお祈りします」と哀悼の意を表した。

 またRayさんはプロレスと並行して音楽活動のほか、ボディービルにも挑戦。同じ覆面女子プロレスラーとして親交が深かったピュアJのコマンド・ボリショイは、7月に行った音楽ライブでRayさんが作曲した歌を熱唱。その動画を送ったところ、楽しそうに映像を見る様子がRayさんの家族を通じて送られてきた。

 ボリショイは「絶対に良くなるとRayも信じていました。だから信じられないし、悔しいです」。なお葬儀は家族葬にて執り行われる。