ドラゴンゲートの堀口元気H.A.Gee.Mee!!(38)が15日、5ユニットサバイバルレース生き残りへ向けて発奮材料を明かした。

 ドラゲーの5ユニットが参加中の同レースは、対象試合で敗戦数の下位2チームが9月18日大田区総合体育館大会での解散マッチ出場を強いられる。堀口が属するジミーズは、現在5勝6敗で4位の窮地に立たされている。

 堀口は「ジミーズは歴史が一番長いユニットなので絶対に解散するわけにはいかない」と豪語するが、公式戦が行われた8日の後楽園大会ではちょっとした偶然があった。同日は熊本・必由館高校野球部の後輩で、親交のある阪神タイガースの岩貞祐太投手(25)が東京ドームの巨人戦で、同じくヤクルトの山中浩史投手(31)が神宮のDeNA戦でそれぞれ先発。OB3人が東京で同日に試合をしていたのだ。

「山中は2勝目を挙げたんですけど、岩貞は負けちゃって、僕も負けたので1勝2敗(笑い)。でも改めて違う世界だけど、お互い頑張ってることを再確認して刺激になりました」

 かつて差し入れにバナナ30本を持って母校のグラウンドを訪れた際に、山中が約80万円のバッティングケージを寄贈していたことを知り、その差に肩身の狭い思いをしてしまった堀口だが、後輩たちとの絆は本物だ。「サバイバルレースはペナントレースと似ている。いい時もあれば悪い時もあって、開幕ダッシュは失敗してしまったけど、最後は絶対に生き残るよう勝ち進む」と、ジミーズ存続への誓いを新たにしていた。