11日のドラゴンゲート東京・後楽園ホール大会で行われた最強決定リーグ戦「KING OF GATE(KOG)」Aブロック公式戦で、オープン・ザ・ドリームゲート王者の鷹木信悟(33)がYAMATO(34)との因縁対決を制して白星発進を飾った。

 この日がリーグ戦初戦となった鷹木は、5日の名古屋大会で極悪軍団「ヴェルセルク」からYAMATOを追放したばかり。ブロックの天王山と目されたライバル対決だったが、ヴェルセルクのセコンドが介入し大荒れの展開に。

 鷹木は集団リンチでYAMATOをグロッギーに追い込むと、最後はパンピングボンバー(ラリアート)で3カウントを奪ってみせた。

 大ブーイングにも動じず勝ち誇った鷹木にとって、KOG制覇は王者の義務だ。

「うたい文句が『シングルナンバーワン決定戦』? そんなもんは今さら決めるまでもなく、ドリームゲート王者の俺しかいない」と豪語した。

 さらには「最初は不参加も考えてたけど、改めて証明するために出てやってるんだ。優勝したら次の防衛戦の日時、場所、対戦相手を決める権利くらいは欲しいね」とV達成時の“特典”を要求。ドラゲーの暴君が真の独裁に向けて好スタートを切った。