8日のドラゴンゲート東京・後楽園ホール大会でオープン・ザ・ドリームゲート王者の鷹木信悟(32)がまさかの醜態をさらした。

 新ユニット「ヴェルセルク」を率いる鷹木はサイバー・コング(33)、Kotoka(25)とのトリオで出陣。CIMA(37)、ドン・フジイ(45)、Gamma(42)組の持つトライアングルゲート王座に挑戦した。

 ドラゲーマットを席巻する勢いそのままに優勢に試合を運んでいったが、20分手前に落とし穴が…。

 フジイを孤立させ猛攻を仕掛けたところで、造反した元付け人のパンチ富永(29)が乱入。CIMA、Gamma、富永のトリプルPTキック(ケンカキック)を浴びた鷹木は、そのままフジイに外道クラッチで丸め込まれてしまった。

 4日博多大会でフジイを下し初防衛に成功後、ベテラン軍の総リストラを予告したが、この日はそのベテラン軍の前に返り討ちに。11月1日エディオンアリーナ大阪大会で予定されるV2戦にも暗雲が垂れ込めた。

 もちろん、この汚名はドリームゲート王座戦ですすぐしかない。ベテラン勢の挑戦が濃厚のV2戦に向け鷹木は「パンチの陰にはベテラン軍が見え隠れするんでね。ちょうど今付け人がいなくて困ってたところ。望月(成晃)でもCIMAでもGammaでもいい。次のタイトルマッチで俺に負けたヤツに新たに付け人になってもらおうか」と逆襲を予告した。