
ドラゴンゲート4日の後楽園ホール大会で、伝説のユニット「M2K」が一夜限りの復活を果たした。
M2Kは2000年に望月成晃、望月享(現・横須賀ススム)、神田裕之によって結成された。スカジャンとキックボードをトレードマークに悪の限りを尽くし「両者リングアウト推進委員会」をスローガンに掲げて不透明決着を連発。ヒールユニットとしての地位を確立した。元メンバーのダークネス・ドラゴン(現・K―ness.)が今年4月に引退することを受け、この日の大会で2020年1月の闘龍門興行以来、約2年ぶりに再結成された。
当時のリングネームでキックボードに乗って登場した望月、享、神田の3人とセコンドのダークネス・ドラゴンは、Kzy、堀口元気、BIGBOSS清水組と対戦。奇襲からいきなり両者リングアウトを狙っていく。抜群の連係で主導権を握ると、再び場外戦へ。BIG BOSSがカウントギリギリでリングに戻ろうとしたところを、ダークネス・ドラゴンがブルーボックス攻撃で阻んで代名詞の両者リングアウトを成立させた。
望月は「闘龍門興行の時は未遂に終わったからな。MVPはダークネス・ドラゴンだな。別にアイツら相手に勝ってもしょうがねえしな」と、してやったりの表情。ダークネス・ドラゴンも「両リンは俺たちの勝ちだ」と満足げだった。
メモリアルマッチで引退ロードに花が添えられた格好のK―ness.。3月3日後楽園大会では名ユニット「ジミーズ」の復活も決定しており、当時のリングネーム「ジミー・クネスJKS」としてセコンドに付く。
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