ドラゴンゲートの鷹木信悟(31)が、売り出し中の新世代軍・ミレニアルズを一刀両断した。

 戸澤陽とのコンビでツインゲート王座を保持する鷹木は7・20神戸ワールド記念ホール大会で、ミレニアルズのT―Hawk(24)、Eita(22)組の挑戦を受ける。デビュー5年目のHawk、同じく4年目のEitaは昨年9月にメキシコから凱旋帰国して急成長。新スタイルの「ストロングルチャ」を提唱して旋風を巻き起こしているが、鷹木はそんな新世代軍を全否定した。

「だいたいストロングルチャって何なんだ? プロレスはそもそも強さ、ストロングなんだよ。だいたい自分たちに自信があったら去年、ドラゲー最大の大一番の神戸(7月)にメキシコから帰ってくるだろう。神戸をずらして帰ってくるのは自信のない証拠だ」

 まるで昭和の堅物のような言い掛かりにも聞こえるが、新世代軍に負けない自信があるからこその厳しい意見だ。「向こうは神戸は初めて、こっちは10回目。踏んでる場数が違う。会社的にはヤツらを潰されちゃ困るんだろうけど、リングは弱肉強食。だらしないようだと存在そのものを消す。お前らのポジションはない」と解体勧告まで突き付けた。

 その一方で、急接近している邪道・大仁田厚に対しては好意的だ。「ドラゲーと邪道のリングは対極。こういうのもあっていいんじゃないかな。すべてはタイミングだけど」とタッグ継続に前向きな姿勢を示した。