お願いだから襲ってくれ――。ドラゴンゲートのベテラン・望月成晃(44)が17日、極悪マッド・ブランキー(MB)にまさかの“救済ラブコール”を送った。

「今回ばかりは不安だらけで正直、逃げ出したいよ…」と漏らす望月。7・3後楽園大会ではB×Bハルクと組み、MB軍のYAMATO、土井成樹組と対戦するが、盟友・CIMAらの口車に乗せられて試合前にハルクとダンスを披露することになったから、大変だ。

 望月はマハラジャやジュリアナ東京が隆盛を極めた1990年代前後に多感な時期を送ったディスコ世代。ところが無骨な空手家だった望月はディスコにも行ったことがなく、踊りといえば高校時代に盆踊りを1度経験しただけだという。

 現在は1日3時間もハルクにダンスの指導を受けているが、これがサッパリ。「ダンスは体が揺れなきゃいけないけど、空手をやっていた僕は体の軸がぶれない。だから硬いダンスになってしまう。とても人前では見せられない…」と早くもサジを投げてしまった。

 そして苦肉の策として望月は「ダンス前にMBに襲われ、動けなくなればダンスをしなくて済む。どうかダンスの前に俺を襲ってくれ~」と敵軍に妙なSOSを発信。これを聞いたYAMATOは「よし。お前らのダンスを観客席で見てやる」とその気になり、窮地の望月はようやく笑みを見せた。