リコシェ3勝目 「二回宙」封印そのワケは…

2014年06月05日 16時00分

ドラダ(下)にかわされはしたものの、初Vへ不死鳥弾を発射したリコシェ

 新日本プロレス4日の埼玉・春日部大会で行われた「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」Aブロック公式戦でリコシェ(25=ドラゴンゲート)がマスカラ・ドラダ(25)を撃破し3勝目。決勝大会(8日、東京・代々木)進出に前進した。

 

 米国とメキシコのハイフライヤー対決は華麗な空中技の応酬。リコシェがトペ・コンヒーロを見舞えば、ドラダはブリージョドラダ(変型トペ)を繰り出していく。不死鳥弾こそかわされたリコシェだったが、飛びついてきたドラダをファイヤーマンキャリーの形で捕獲。前方に投げ捨てハイキックを叩き込む「ベナドリラー」で勝利を収めた。

 

 唯一無二のオリジナル「ダブルローテーションムーンサルト」の使い手として名高いリコシェだが、実は昨年7月のドラゲー神戸大会を最後に同技を封印している。

 

 その理由をリコシェは「以前の自分はただ飛ぶだけのレスラーだった。より完璧なレスラーになるために、打撃、投げ、関節技を磨いてきたし、パワーアップしてきた。去年は80キロだった体重が、今は85キロ。二回宙はもう使わないと思う」と説明した。

 

 リコシェは昨年スーパージュニア初参戦を果たすも予選敗退。空中技だけでなく全体的な進化が必要と痛感した。また友人のレスラー・シャレードが二回宙を試みた際に失敗し、首に大ケガを負ったことも考え方を改める転機になった。

 

 代名詞を封印したリコシェだが、抜群の身体能力を生かした空中殺法にはさらに磨きがかかっている。

 

「優勝して、イブシと戦いたい。ずっとシングルマッチをしたいと思ってた選手なんだ」と、スーパージュニア制覇からIWGPジュニア王者・飯伏幸太への挑戦へ突き進む。