ドラゴンゲートの5日、東京・後楽園ホール大会で、3月7日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会で王者シュン・スカイウォーカー(24)が保持するオープン・ザ・ドリームゲート王座に挑戦する石田凱士(25)が、8人タッグ戦での前哨戦に臨んだ。

 極悪ユニット「R・E・D」の石田、KAZUMA SAKAMOTO、ディアマンテ、HipHop菊田組と、シュン率いる「マスカレード」の箕浦康太、ジェイソン・リー、ラ・エストレージャ組のユニット対決にもなった試合は、8人が入り乱れる大乱戦。最後は石田がシュンを投げっぱなしジャーマンで場外に叩き落すと、リーからアンクルホールドでタップを奪って勝利した。

 試合後にマイクを握った石田はシュンに向かい「今日勝ったのは誰や? 次期ドリーム王座挑戦者の石田凱士や! お前がエースだと思うのは勝手だが、ただの勘違い野郎。3月7日、そのベルト取って、ニセモノだと証明してやる!」と挑発した。 

 これにシュンが「今日は負けたが、俺が勘違い野郎? 何を言ってもいいが、俺の王者としての覚悟は本物なんだよ、覚えとけ!」と返し、リング上でにらみ合い。

 一触即発の雰囲気を漂わせ、早くも王座戦の機運が高まってきた。