ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者シュン・スカイウォーカー(24)が、2021年のさらなる飛躍を誓った。

 昨年11月の神戸ワールド記念ホール大会で、団体最高峰王座の史上最年少戴冠記録を樹立。今年にその真価が問われる超新星は「王者として、ドラゴンゲートの顔としてこの1年、しっかり走り切る。自分にとって倒さなければいけない相手もたくさんいるので、結果を出してドラゴンゲートを引っ張っていける存在になりたいと思います。こっちから挑戦者に指名する形にもしていきたい」と闘志を燃やす。

 世代闘争を繰り広げていた闘龍門世代とDRAGON GATE世代が昨年末に揃って解散し、リング上は新たな展開が生まれそうな気配だ。

「いい流れ。世代にとらわれない、自分の思うプロレスをやれる環境になるためにも、世代闘争の解散はよかったのかなと思います」と、イデオロギーを異にするユニット間同士の抗争激化を歓迎。その上で自身が率いる「マスカレード」で団体内のベルトを総取りする野望も掲げた。

「この5人でコンプリートしたい。(タッグ王座の)ツイン(ゲート)に関しても(6人タッグ王座の)トライアングル(ゲート)に関しても、どのタッグ、どのトリオでいってもどの組み合わせにしても、結果を残せるんじゃないかという自信はある」。若き王者が団体の新時代を担う。