ドラゴンゲートの望月成晃(44)が、前代未聞の全団体リーグ戦ジャックをブチ上げた。

 望月は全日本プロレスのジュニアリーグ戦「Jr.BATTLE OF GLORY」に参戦中で公式戦の全日程を終えて3勝1敗とBブロック首位に立つ。決勝戦(16日、アクロス福岡)進出こそ決まっていないが、最悪でも決勝進出者決定戦への出場は確定しており「目標はあくまでも優勝だけど、まずは決勝進出」と気を引き締めた。

 王道マットで受けた刺激は予想以上に大きく、外で勝負をしたい意欲が湧いてきたという。「せっかくリーグ戦に出たんで、どうせなら全団体のリーグ戦に出たい」と“ドラゲーの鉄人”ならではの野望を明かす。

 さらに「ジュニアじゃなくてもいい。そもそもドラゴンゲートはジュニア、ヘビーの区別はないから」と、2008年のゼロワン火祭り以来2度目となるヘビー級リーグ戦への挑戦も予告。新日のG1クライマックスと全日のチャンピオン・カーニバルの2大祭典から、インディの小さなリーグ戦まですべてを網羅する意向だ。

「どこからもオファーがなければ無理。オファーがあるようにしないといけない」。全団体制覇の夢を果たすためにも、まずは全日ジュニアを制圧して実績を重ねるハラだ。