ドラゴンゲート3月2日の大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場大会でドリームゲート王者・吉野正人(33)に挑戦する鳥人・リコシェ(25)が、同王座史上初の外国人王者誕生に向け闘志を燃やしている。

 同大会でリコシェはかつてのパートナー・吉野の持つベルトに挑む。約半年間ドラゲーマットを離れ、米国を拠点に活動してきたリコシェは「ミーはもっと自身に磨きをかける必要があった。その結果、より速く、より強く、よりパワーアップして日本に戻ってこれたと確信している」と進化に自信をのぞかせた。

 多くの外国人選手が活躍するドラゲーマットにおいても、最高峰に位置するドリームベルトだけは日本人選手しか巻いたことがない聖域。それでもリコシェは「ドリームゲートはこれまで外国人選手が戴冠したことがない。ミーがそれを実現しようじゃないか。王者になったら、すべての挑戦者を歓迎する!」と豪語し、全方位へ宣戦布告を放った。ダブルローテーションムーンサルトプレス(2回転月面水爆)をはじめ、驚異の空中技を誇るリコシェが、ドラゲーマットの高い壁を跳び越える。