ドラゴンゲートの極悪軍団「R・E・D」に所属するビッグR清水(27)が「角刈りの恐怖」におびえている。21日の東京・大田区総合体育館大会では金網6WAYマッチで、オープン・ザ・ドリームゲート王者のEita(28)、吉野正人(40)、YAMATO(38)、KAI(37)、B×Bハルク(40)と激突。金網上部の旗を取った選手から勝ち抜け、最後に負け残った選手は、それぞれ決められた「リスク」(罰)を実行する。

 清水のリスクは「R・E・D脱退」「髪形を角刈りに」「リングネームを『リョーツ清水』に改名」の3つ。特に2013年5月のデビュー当時のリングネームで、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(こち亀)の主人公・両津勘吉をほうふつとさせるキャラには「絶対に戻りたくない。令和の時代に角刈りなんておかしい」と拒絶反応を示した。

 また金網戦は入る順番が事前に決められており、清水は最も有利な1番の権利を持つ。ところが「髪切り執行の上でその場で引退試合」のリスクを設定された吉野らの猛抗議で、9日の東京・後楽園ホール大会では入場順を変更できる「ナンバーチェンジ6人タッグマッチ」が行われる。

 これには「(1番の権利を取った)先月の後楽園の試合、意味ないやん」と不満をあらわにしつつも「必ず死守して、金網戦では吉野を引退させる。『R・E・D祭り』にしてやるから」と予告。まずは後楽園決戦に集中した。