【ドラゴンゲート】YAMATO緊急提言 食の力で日本救おう

2020年04月10日 16時35分

YAMATOは料理人として引っ張りだこだ

 政府からの緊急事態宣言を受けたプロレス界は、興行の中止・延期を余儀なくされている。選手たちが戦いの場を失うなか、ドラゴンゲートの“全知全能の男”ことYAMATO(38)が料理人として大奮闘中だ。調理師免許とフードコーディネーターの資格を持つ身として「外出自粛が求められる今こそ、料理や自炊の大切さを学んでほしい」と緊急提言した。

 YAMATOは、せきを切ったように思いの丈を口にした。「日本は今、未曽有の危機に面している。家にいて時間を潰すだけなのはもったいない。暗い世相をマイナスと考えず、自分のスキルを磨く時間だと前向きに考えればいい。長い人生、1か月間も何かに取り組める時間はそうありません。読書、音楽、映画観賞、英語の勉強…何でもいい。特にキッチンに立ったことがない方々にこそ料理の大事さを学んでほしい」

 高校卒業後に調理師免許を取得し、フードコーディネーターの資格も持つYAMATOは、料理人としても知られている。ファッション誌「CanCam」のウェブ版での料理連載は5年目を迎え、日本テレビ系の情報番組「スッキリ」にも料理人として何度も登場したことがある。レスラーとは思えない甘いマスクと、ワニ肉やザリガニ、カップ麺に入っている肉などを使ったマニアックなメニューで人気を呼んだ。だからこそ「食」の大切さを訴えたかった。

「食文化って、日常で最も重要な部分だと思うんです。東日本大震災(2011年)からたった9年で、日本はまた危機を迎えた。僕は今、兵庫県に住んでいるので阪神・淡路大震災(1995年)の爪痕も熟知している。またいつどんな危機が日本を襲うか分からない。その時のためにも老若男女関係なく、サバイバル能力をつけたほうがいいと思う」と力説する。

 ドラゴンゲートも5月6日愛知県体育館大会までの興行が中止となり、その後も不透明な状況にある。だが本業とは対照的に、料理人としての仕事は急増しているという。今月25日からはCS放送「GAORAスポーツ」の人気番組だった「YAMATOの元気めしキッチン」が約1年ぶりに再開する。また、JAが1947年から発行する雑誌「地上」の5月号からは「プロレスラー・YAMATOのどんぶり道場」がスタート。農業従事者を対象とする同誌で、丼ものに限定した“チカラメシ”を連載するのだから腕前は本物だ…。

「日本の食文化を支えているのは農家の方々。炎天下で力作業に励む皆さんに満足していただけるよう、米のエネルギーが伝わる連載にしたい。皆さんも今回の外出自粛を機に料理を覚え、食の力で日本を救いましょう」。閉塞感を打破できると信じ、メッセージを送り続ける。