ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者・土井成樹(39)が、長期政権への決意を抱いている。福岡大会(15日)ではBen―K(28)を撃破し、約10年ぶりの王座返り咲きを果たした。ベルトを失ってから8度目の挑戦をものにした結果で、今後は“七転び八起き王者”の強さを見せつけるつもりだ。


「今年はドラゴンゲートが20周年だったんですけど、来年は僕が(デビュー)20周年。プレッシャーはかかってきますけど、目標は20周年をチャンピオンとして乗り切ること。10年前は1年3か月保持したので。全盛期を過ぎていると思われないようにしたいし、過去の自分に勝ちたい」

 前回王者時代のV8超えを果たし、メモリアルイヤーを最高の形で完走することを目指す。ドラゲーマットは18日後楽園大会から闘龍門世代軍、ドラゲー生え抜き世代軍、極悪軍R・E・Dの3軍抗争に突入。闘龍門世代にあたるベテラン王者は「新世代が出てきているのは認める。時間は止められないし、時代の波は押し寄せてきているんでしょうけど、まだまだ俺らが手本にならないと。これからがスタート。新しい景色を見せたい」と豪語し、団体をけん引する覚悟を示した。