【ドラゴンゲート】永遠の好敵手ハルクとラストマッチ 鷹木14年間ドラゲーで生きた証し残す

2018年09月27日 16時30分

鷹木の視線の先はどこに…

 注目の男が口を開いた。ドラゴンゲート(DG)10月7日の福岡・博多スターレーン大会を最後に同団体を退団し、フリーに転向する鷹木信悟(35)が26日、本紙に現在の胸中を語った。退団に至った経緯に団体内の永遠のライバル、B×Bハルク(38=顔写真)とのラストマッチにかける思い、そして気になる今後の青写真とはいったい――。

 かねて他団体に積極的に参戦してきた鷹木にとって、自然の流れだったのかもしれない。7月22日の神戸大会後にデビューから14年在籍したDGを離れる意思を団体側に伝え、6日の正式発表に至った。

「いろいろなファンに自分のスタイルを知ってもらいたいのを念頭に活動していた。いずれ離れるだろうなというのは20代の時からあったし。30代半ばになって、今しかできないことをやりたいと思った」

 DG所属の最終戦ではハルクとの一騎打ちが組まれた。「一番、鷹木信悟らしくいられる相手。俺からしてみたら、最後に『これもDGだよ』って試合をしたい。(自分の試合は)『こんなのDGじゃない』ってさんざん言われてきたけど、14年間DGマットで生きてきた証しを残したい」と腕をぶした。

 では退団後はどこへ向かうのか。「まだ上がったことのないリングもあるし、上がったことがあるリングで借りのある相手もいる。それをどんどん消化していきたい」と希望を口にする。かつて内藤哲也(36)、飯伏幸太(36)ら同い年のレスラーで「昭和57年会」を結成した。彼らの活躍は大きな刺激だ。
「同世代にはトップを張っている人間も多い。どっちがすごいのか、俺もDGの枠にとらわれていたらいかんなとは常に思っていた。『このまま(プロレス人生が)終わったら、死んでも死ねないな』という思いでこの1、2年やってた」

 選択肢は国内だけではない。フリー宣言後、最初に連絡をもらった団体外の人間は、WWEで仕事をするショー・フナキだった。「情報を集める中で話はじっくり聴きましたよ。世界一の団体に興味がないと言ったらウソになる。レスラーである限り、WWEの存在は無視しちゃいけないと思ってます。意外にも海外のオファーは本当多くて、7~8割は海外からですね」と語る。

 とはいえ契約満了まではDGマットでの使命を全うする。「10月8日から新たなスタートだと思うけど、今は7日に集中したい。8日以降のことを話すのは…、というか具体的には何も考えてもいないのが正直なところ」。初心、進化、継続、感謝、そして大いなる野望を胸に、次なるステージへ旅立つ。