ドラゴンゲート6日の愛知県体育館大会で行われた敗者髪切り金網7WAYマッチは、トータル50分を超える大死闘の末、鷹木信悟が斎藤了を沈めて勝利を奪った。

 あまりに過酷なルールのため、試合時間は公式計測されず最後の2人を残すまで戦い抜く地獄の金網戦。全軍団が入り乱れる大混戦はエル・リンダマン、パンチ富永、望月成晃、神田裕之の順でエスケープしていった。ここで試合に参加していないB×Bハルクのファーストフラッシュが鷹木信悟に誤爆すると、YAMATOが命からがらに金網から脱出。この時点で試合時間は45分を超えていた。

 最後に残った鷹木と斎藤了が5分1本勝負で最終決着戦へ。こちらも死闘となり、最後は鷹木が必殺のラストファルコンリーを決めて斎藤了をフォール。残り1秒で劇的勝利を飾った。先にエスケープした5人には「最後に勝ったのは俺だ。お前らに髪を切る資格はない」と勝ち誇った。

 さらに鷹木は「俺のやり方でトップを取る。文句があるならついてこなくていい。俺がドラゴンゲートのかじを取る!」と宣言。望月のドリーム王座に狙いを定め、再び独裁王者としてドラゲーマットに君臨する野望を明かした。