20日のDDTさいたまスーパーアリーナ大会でプロレスマットに初挑戦する元格闘家・大山峻護(42)が10日、都内で練習を公開。当日タッグを組むKUDO(年齢非公表)とともに体幹トレーニング、打撃スパーリングで汗を流した。

 決戦に向けてプロレスのトレーニングも積んでおり「最初は全く違う動きで戸惑いもあったし、ケガすることも多かった。やっと今までやってきたこととプロレスを一つに融合できつつあるので、しっかりリングで出したい」と話した。

 対戦相手は高山善廣(50)、ディック東郷(47)組で、特に同じ格闘技経験のある高山は意識する存在だ。「大先輩だけど、ボクはヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップ、グレイシー一族、ピーター・アーツといった世界のトップと勝負してきた。リングに上がったら先輩、後輩は関係ないので、真っ向勝負でいく」と表情を引き締めた。

 KUDOも「プロレスをゼロから始められた方だけど、いつデビューしてもいいくらいに仕上がっている」と太鼓判。注目の試合になりそうだ。