DDTは10日、両国国技館で会見を行い「Judgement2016~DDT旗揚げ19周年記念大会~」(21日、両国国技館)の全カードを発表。スーパー・ササダンゴ・マシン(38)が“悪魔仮面”ケンドー・カシン(47)が持つ「DDT EXTREME級王者」に挑戦するタイトルマッチの試合形式も発表された。
例によってカシンは、この日の会見も欠席。会見直前に水道橋の貸会議室でカシンとルールミーティングを行ったマシンが王者に代わり試合形式を明らかにした。
同ベルトは王者にルールの決定権がある。それを踏まえて2人が協議した結果、決定したのは「アルティメット・ロワイヤル・有刺鉄線・パワーポイント・ノー電源爆破PWFルールマッチ」というものだった。
カシンは当初電流爆破を希望したが「国技館は電流爆破はNG」(マシン)との理由で断念。ルール詳細については今後詰めていくという。カシンは「大仁田厚Aが来るか、保坂秀樹Bが来るか。マシンでもいい。楽しみに待っているよ」とどこかで聞いたことがあるコメントを発表。さらにマシンは「『爆破をするから大仁田、保坂が来てくれたらいいな』と(カシンは)話していた」と補足した。
再三、大仁田からの対戦要求に「ノー」を突きつけながら、まさかの逆対戦要求。これに鶴見亜門GMは「(大仁田が)本当に来ちゃったら困りますよ。保坂選手ならいいけど」と頭を抱えた。