DDTのKO―D無差別級王者・竹下幸之介(26)と上野勇希(26)の同級生コンビが「アルティメットタッグリーグ」(30日、後楽園ホールで開幕)制覇に燃えている。

 2人は秋山準&遠藤哲哉、樋口和貞&岡谷英樹、火野裕士&納谷幸男、近藤修司&平田一喜という強豪チームがひしめくAブロックにエントリー。

 26日の直前会見で竹下は「高校の時からの同級生なので絆を見せたい。これが最初で最後になるかもしれない僕たち2人のタッグリーグで優勝して、タッグチャンピオンに(ユニット)サウナカミーナの名を刻みたい」と意気込みを語った。

 初開催となった昨年大会で竹下は、勝俣瞬馬とのコンビで優勝しており連覇がかかる。またリーグ戦優勝者はHARASHIMA&吉村直巳が返上したKO―Dタッグ王座を手にするため、優勝すればシングルの無差別級王座との2冠を達成する。

 一方の上野は「タイトルがかかった試合を2人でやれるチャンスはそんなにない。このリーグは優勝するだけでなくベルトもついてくるので、チャンピオンになって2人の地元・大阪で防衛戦をするのが大きな目標」ときっぱり。注目のリーグ戦になりそうだ。