DDTのシングルリーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ」(11月3日、大田区で開幕)の全体記者会見が21日、東京・神田明神で行われ、秋山準(52)が2連覇に自信を見せた。

 昨年の同リーグ戦では初出場で優勝。今年は遠藤哲哉、上野勇希、吉村直巳、火野裕士、ボディガーと同じAブロックに組み込まれ「今年のブロックはなかなか見た目にもいかつい選手ばかり。ここを突破して2連覇を狙いたい」と気合を入れた。

 開幕戦では上野と激突。昨年の同リーグ戦では勝利しているが「若者なんで成長していると思う」と気を引き締める。

 昨年は同リーグ戦を制覇しその後にKO―D無差別王座取りにつなげた。しかし8月の川崎大会で竹下幸之介に敗れ、王座から陥落。再び同リーグ戦から復権の足掛かりにすることを視野に入れつつも「そのベルト(KO―D無差別)が最高峰というのはあるが、まずはD王を優勝することが先決。別にこれがベルトへの挑戦者決定戦というものではない。去年も同じことを言ったと思うが一つの勲章。みんなやりがいのある選手だけど、まずはここを突破してその先はまた考えたい」ときっぱり。同リーグ戦史上初となる連覇に全力を注ぐ構えだ。