DDTのEXTREME級王者クリス・ブルックス(29)が、初防衛戦でメカマミーとの対戦をぶち上げた。

 14日の後楽園大会で勝俣瞬馬(28)との「有刺鉄線棺桶デスマッチ」を制して王座を獲得したクリスは16日に都内で行われた会見に出席。「これまで経験した中で、最も痛い試合でした。有刺鉄線も画鋲も初めてではなかったが、有刺鉄線が肉に刺さってレフェリーに外してもらったのは初めて」と試合の壮絶さを振り返りつつ「DDTで過去に名を成したレスラーも戴冠しているのは理解している。取れたことはうれしい」と喜びを口にした。

 すでに今後のプランを明確に持っており「場所、メディアを問わずやりたい。後楽園ホールだけでなく路上、ユーチューブなどあらゆる制限を外して、いろいろな形で防衛していきたい」と青写真を披露。

 さらに「それを踏まえて最初の防衛は、4月の頭の開催で会社と話を進めている『クリス・ブルックス興行』第3弾で」宣言した。するとおもむろに第2弾興行で2年ぶりに復活を遂げたメカマミーのパネル写真を持ち出し「メカマミーはDDTの歴史そのもの。葬り去ってやろうと思っています。ご承認ください」と今林久弥GMに直訴。「前向きに検討します」との承諾を得たことでV1戦が激突が決定的となった。