DDTユニバーサル王者の上野勇希(25)が〝荒鷲2世〟坂口征夫(47)とのV3戦(2月14日、神奈川・カルッツかわさき)へ危機感を募らせた。

 28日の東京・新宿フェイス大会では竹下幸之介(25)と組み、征夫、樋口和貞(32)組と対戦。序盤はグラウンド勝負を仕掛けるも、三角締めに捕らえられて大ダメージを負った。パートナーの竹下も2人がかりで攻撃され、さらに樋口からフライングエルボーを浴びせられ劣勢となる。

 上野は荒鷲2世にブレンバスターを繰り出すが、コーナーでヒザ蹴りを連発されさらにサッカーボールキックの餌食に。最後は坂口からスリーパーで捕獲され、レフェリーストップで敗れた。

 試合後、上野は「今日は負けたけど、カルッツかわさきでは坂口さんはこのベルトを持つこともできず、僕が『チャレンジャーになっていただいてありがとうございました』って言っていると思います」と強気な姿勢を貫いた。

 ただし関節技で苦戦を強いられたことを自覚した様子で「本当にやばい。(絞められた自分の体勢が)どうなっているのか分からない。このやばさを少しでも解消できるように。まだ期間ありますから」と雪辱を誓った。