11日のDDT・名古屋市枇杷島スポーツセンター第2競技場大会で、〝大鵬3世〟納谷幸男(26)が火野裕士(35)に完敗を喫した。

 28日の東京・新宿フェイス大会での一騎打ちを控え行われたタッグマッチだったが、終始、納谷が火野の桁違いのパワーに圧倒される展開となった。最後は2メートル1センチ、130キロを誇る自慢の巨体を軽々と持ち上げられた上、変型パワーボムで叩きつけられてなす術なく3カウント。爪あとも残せずに直接フォール負けを喫し、火野からは「あんなにデカいのに何もデカさを生かしきれてへん」「アホみたいな顔しとるし、何考えてるのかわからへんな。デカいだけ」と屈辱的な言葉を投げかけられてしまった。

 このまま引き下がるわけにもいかないが、未完の大器は意地を見せられるか。