DDTの2021年新春興行(3日、東京・後楽園ホール大会)で、KO―D王者の遠藤哲哉(29)が、2月14日の神奈川・カルッツかわさき大会で行われるKO―D無差別級王座戦の挑戦者・秋山準(51)に王者の貫禄を見せつけた。

 遠藤は「ダムネーション」の高尾蒼馬(32)、火野裕士(35)と組み、HARASHIMA(46)、樋口和貞(32)、クリス・ブルックス(29)組と対戦。

 要所で介入するダムネーションのカリスマ・佐々木大輔(35)のアシストも得つつ、最後はクリスをテツヤ・イン・ザ・スカイ、トーチャーラックボムで追い込むと、シューティングスタープレスで3カウントを奪った。

 試合後には、この日解説者席に座った秋山に向かい「カルッツかわさきではどこの団体にも負けない、ナンバーワンのプロレスを見せてやる」とアピール。これに秋山は無言でうなずき、決戦の機運は高まった。

 だが直後に今年の目標として「女性タレント、グラドル、声優、女子アナ、どれかとの恋愛スキャンダルで週刊誌をにぎわす」と仰天宣言。ファンを公言する〝日本一エロすぎるグラドル〟森咲智美(28)を落とすことはできるのか。このよこしまな目標達成のためにも秋山撃破で長期政権を狙う。