
12日のDDTシングルリーグ戦「D王GRAND PRIX」東京・成増アクトホール大会で、Bブロックでは秋山準(51)が上野勇希(25)を撃破し、6戦で4勝2敗の勝ち点8でリーグ戦を終了。同ブロック1点差で追っていたKO―D無差別級王者の遠藤哲哉(29)がこの日敗れたことで、27日の後楽園大会で行われる優勝決定戦への進出が決定した。
試合は秋山が序盤から老かいなインサイドワークで翻弄。粘る上野のブレーンバスター、ブリザード・スープレックスを受け切り、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーから、カバーを自ら起こしてのフロントネックロックで試合を決めた。
この日のメインではAブロックの竹下幸之介(25)が優勝決定戦進出を決めた。今林久弥アシスタントプロデューサーに呼び込まれると「11月3日に俺は君に勝った。リベンジしたいなら(負傷中の)腕を治して来い。みんな竹下が勝つのを期待しているかもしれないがそうはさせない」とアピール。
これに竹下が「あの時の悔しい思いがあったから、あなたに勝ちたいから勝ち上がりました。もう負けません!」と返し、しばしにらみ合いとなった。
バックステージで秋山は「あの腕では俺には勝てない。新たな勲章を手に入れる」と改めて返り討ちを宣言した。
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