12日のDDT・ダムネーション興行、東京・新宿フェイス大会で、KO―D無差別級王者の遠藤哲哉(29)が関根龍一(32)とタッグを組み、バラモン兄弟(バラモンシュウ&バラモンケイ)との異色対決に臨んだ。

 遠藤組はアルコール消毒液を客席に噴霧しながら入場してきたバラモン兄弟から、そのまま顔面に吹き付けられる奇襲攻撃を受けてしまう。

 その後も要所でアルコール噴霧を食らい、なかなかペースをつかめない。さらに股間にスーツケースをセットされてのボウリング攻撃、尻穴へのくい打ち攻撃で悶絶させられたが、最後は兄弟の誤爆を誘った遠藤が関根の必殺技「レッツ・コンバイン」(抱え込み式逆エビ固め)でケイからタップを奪った。

 遠藤が「龍一さんとは前回のダムネーション興行ではシングル戦。今回はタッグを組ませていただきましたけど、全然希望してなかった。でも組めて良かったです」と場内の笑いと拍手を誘うと、マイクを託された関根は「レッツ、コンバイン!」で締めて会場を一つにした。