DDT3日の東京・大田区総合体育館大会で、〝大社長〟こと高木三四郎(50)が〝バカサバイバー〟青木真也(37)に勝利してEXTREME級王座奪取に成功した。

 調印が直前に行われ、試合がスタート。ウェポンランブル形式で行われ、青木の凶器として中村圭吾や魔苦・怒鳴門が登場した。しかし高木は「音だけの爆破バット」や青木の天敵として知られる桜井〝マッハ〟速人(45)を投入するなどして徐々にペースを握った。

 終盤、青木から用意されたVTRで「ある有名女優を狙っていた」と暴露されたが致命傷にはならず。仕返しとばかりにVTRで「青木と〝一戦〟交えた女性」や「青木にインスタのDMで誘われた女性」によるプライベートな証言を白日の下にさらした。これで戦意を喪失させると、そのままラ・マヒストラルで丸め込み3カウントだ。

 試合後、高木は青木を「あいつは立派なプロレスラーでした。好き放題やり放題、うらやましいよ」と称賛。その上で今後の防衛戦はすべて無観客の路上で行い、団体と自身の公式ユーチューブのみで配信すると発表した。これに呼応した勝俣瞬馬(27)に襲撃され挑戦を表明されたが「いいよ、やってやる! どこでも受けて立つ!」と力を込めた。

 なお敗れた青木は精神的ショックからノーコメントで会場を後に。そういえば最近、「ONEでの試合も組まれないし、やることがないんすよ。最近の出来事といえばチャクリキでヂエゴ安楽にキレられたくらいかなあ。暇すぎて最近はもっぱらSNSナンパに励んでるんです。マッチングアプリにも登録して…」と話していたが、その持て余した暇が生んだ軽率な行動が、まさかの敗因になった。