DDTの高木三四郎社長(50)と上野勇希(25)、東京女子プロレスの山下実優(25)が28日、東京・江東区の東京スポーツ新聞社を訪れ、直前に迫った2大ビッグマッチをPRした。

 11月3日の東京・大田区総合体育館大会でクリス・ブルックス(29)の持つDDTユニバーサル王座に挑戦する上野は「シンプルに腹が立っていることで、シングルのベルト戦線に絡むという気負いとのバランスがいい。必ず勝ちます!」ときっぱり。対戦が決まって以来、傍若無人に振る舞い続ける王者に怒りの炎を燃やした。

 また、山下は初進出となる11月7日の東京ドームシティホール大会でアジャ・コング(50)と組み、伊藤麻希(25)、Sareee(24)組との対戦が決定。米WWE入りが決まっているSareeeとの初対決に向け「スピードがあって、打たれ強い選手という印象。だからこそ自分の蹴りで倒したい。バチバチした試合も好きなので」と目を輝かせた。

 2人の言葉に目を細めた高木社長は「コロナ禍でまだ客数も絞られている状況。エンターテインメントに関しては戻ってきてないが、動き続けないといけない。ここで頑張って、話題をどんどんつくっていくつもり」と語り、両大会の成功を約束した。