11月3日のDDT東京・大田区総合体育館大会で一騎打ちする竹下幸之介(25)と秋山準(51)が最後の前哨戦で激しくやり合った。

 25日の東京・後楽園ホール大会で竹下は彰人(33)、秋山は大石真翔(41)と組んでタッグで激突。互いに先発すると、いきなり意地と意地がぶつかり合う。

 激しいエルボー合戦から場外戦を経て、竹下がフェースロックを決めれば、秋山もフロントネックロックでお返し。竹下の投げっぱなしジャーマンと秋山のエクスプロイダーの打ち合いでも一歩も譲らず、両者がダウンする場面もあった。

 それでも最後は場外で彰人が押さえる秋山に見せつけるかのように、竹下が大石にダブルレッグスープレックスホールドを決めて3カウントを奪取。

 試合後に竹下のマイクを叩き落として何も言わせなかった秋山は、バックステージで「いや、もういらないだろって。でも体も動いてるし、いい勝負できるんじゃないかな。まあ勝つってことだけど」と強気に語った。

 一方、決戦へ弾みをつけた竹下は「ちゃんと絶好調のところを見せられた。手応え、脳、心と体のミックス具合がちょうどいいので、楽しみにしといてください」と自信をみなぎらせ、意気揚々と引き揚げた。