秋山準(50)率いる「準烈」と、竹下幸之介(25)率いる「オールアウト」の抗争が激化の一途をたどっている。

 DDT7日の東京・後楽園ホール大会に秋山準(50)は高木三四郎(50)とのコンビ「チーム大老害」で出場し、「オールアウト」の竹下、勝俣瞬馬(27)組と対戦した。ともに先発した秋山と竹下はじっくりレスリングを展開。中盤に秋山がエクスプロイダーでぶん投げると、竹下は間髪を入れずに立ち上がりヒザ蹴りを返すなど、激しくやりあった。

 試合は勝俣を秋山がエクスプロイダーで沈めて勝利。すると試合後、秋山のセコンドについていた準烈メンバーがエプロンに登場し、大石真翔(41)が「3VS3、シングルマッチ3本どうよ?」と綱引き抽選による対抗戦を提案した。これが認められ27日の東京・後楽園ホール大会で「準烈オールアウト」のシングル3本勝負が決定。準烈からは秋山、大石、渡瀬瑞基(29)が出場し、竹下、勝俣、彰人(33)を迎え撃つことになった。

 決戦に向けて秋山はチームメートに「絶対に勝ち越すぞ。負け越したら坊主だ」と自らにデメリットのない非情の通告。大石、渡瀬は「絶対に勝つ!」と声をそろえた。