【DDT】青木真也が田中将斗のKO―D無差別級王座挑戦も惜敗

2020年05月23日 21時55分

田中将斗はスライディングDで青木真也(左)を退けてV4に成功した

 DDT「TV SHOW!」が23日に配信され、同EXTREME級王者の“バカサバイバー”こと青木真也(37)が「いつでもどこでも挑戦権」を行使。KO―D無差別級王者の弾丸男・田中将斗(47=ゼロワン)に緊急挑戦するも惜敗した。田中は4度目の防衛に成功した。

 メイン終了後にハプニングは起きた。田中はHARASHIMAと組んで高尾蒼馬(31)、遠藤哲哉(28)組と激突。田中が高尾をスライディングDで退けた直後だった。田中の持つ王座への「挑戦剣」を保持する遠藤が王者を挑発しようとすると、配信前に行われたワンマッチ(無観衆試合)で新人・中村圭吾(21)を一蹴してEXTREME級王座V2に成功した青木がリングイン。「いつでもどこでも挑戦権」の行使を宣言したのだ。田中は驚きを隠せず、騒然とした空気の中、ゴングが鳴らされた。

 ハードコアから叩き上げた王者と総合格闘家の挑戦者。本来なら遭遇し得ないはずの2人が立つリングはまさに異空間でしかない。心の準備ができないまま田中がダッシュしてダウンを奪うも、青木は下からグラウンドに引きずり込んでアームバーを決める。

 何とかロープに逃れた田中は場外戦に誘ってイス攻撃を見舞うが、鉄柱に誤爆してエプロン越しに腕を決められてしまう。

 青木はジャンピングアームバーからリバースフルネルソン、指を決めながらの卍固め、さらにはスタンディング式アームブリーカーからエビ固め、コブラツイストとあまりに自由すぎる攻撃を展開する。百戦錬磨の王者も防戦一方となった。

 青木は王者が一瞬の隙を突いて放ったスライディングDを寸前でかわすとアームバー。トドメの三角絞めが完璧に決まったと思いきや、弾丸男がここで驚異的な地力を発揮した。そのまま青木を抱え上げるや、パワーボムの要領で力任せに叩きつけたのだ。田中は間髪入れずにロープに走り込むと、必殺のスライディングD一撃。ワンチャンスをモノにして難敵を退けた。

 あまりに突然に挑戦して嵐のような猛攻を見せた青木は、格闘家らしく深々と一礼してリングを去った。休息する間もなく遠藤から「俺の中で3度目の正直という言葉はない。次、そのベルトを2度目(の挑戦)で巻くから」と挑発を受けた田中は「俺がお前に2度目で負けるはずあらへんやろ。(来年に)次のさいたまスーパーアリーナが開催されるまで俺はベルトを持ち続ける!」と改めて長期政権を宣言した。

 両雄の激突は6月6、7日に配信される「レッスル・ピーターパン2020」2日目大会で配信される。