“バカサバイバー”こと青木真也(36)が、今度は路上での総合格闘技(MMA)大会開催を提唱だ。30日にはDDT「杏クリニック引っ越し記念路上プロレス」に出場。代表を務める「青木ファミリー」の株主、鬼澤信之院長(36)のクリニックを舞台にした大会をプロデュースした上、プレーヤーとしてもエニウェアフォール4WAYタッグマッチで大暴れした。

 11日にはさいたまスーパーアリーナでの路上マッチで、EXTREME級王座を奪取したばかり。すっかり自信をつけた様子で「MMAも路上でやればいいんだよ。路上ならできるんだから。今こそ路上MMAだ!」と訴えた。

 格闘界も新型コロナウイルス禍で中止や延期が相次いでいる。主戦場とするシンガポールの格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」も活動を休止しており「どうにかしないといけない。試合がないと選手は食えないんだから。政治の方は俺が7月の都知事選に出て解決するとして、何か話題になる大会をしなきゃ」と危機感をあらわにする。そこに風穴をあけるのが路上MMAだと強調し「今こそやろう。川尻(達也)! 路上で再戦だ! ついでに那須川(天心)対武尊も、路上ならできるんじゃない?」と提案した。

 また大石真翔(41)とのEXTREME級王座V1戦が、4月4日に無観客で行われる千葉・2AWスクエア大会で開催されることも決定。「にらみ合って動いたら負けルールはどうですか? あっちが31分ならこっちは32分で」と言い残し、さっそうと姿を消した。