【DDT】谷津嘉章が6・7さいアリ大会で復帰!プロレス用義足でリングに立つ

2020年03月18日 14時09分

義足を披露する谷津

 昨年6月に持病の糖尿病悪化のため右足を切断したプロレスラーの谷津嘉章(63)が、DDT6月7日さいたまスーパーアリーナ大会で復帰することが発表された。

 右足を失った消失感に耐え懸命のリハビリに励んできた谷津が、再びリングに立つ。DDT高木三四郎社長の高校の同級生・川村慶氏が代表取締役を務める川村義肢株式会社の協力によりプロレス用義足が完成。復帰が決まり「足をなくしたときは、こういう場が来るとは思わなかった。消失感がすごかったんですけど、目標に向かって自分なりにチャレンジしようという気になりまして。まさかプロレスをできるとは思えなかったんですけど、練習しているうちにできるんじゃないかという気持ちになりまして。私の思いとワガママが通じた」と、感無量の表情を浮かべた。

 レスリングで金メダル獲得を確実視されていた1980年モスクワ五輪への参加がかなわず「幻の金メダリスト」とも呼ばれる谷津は、3月29日には栃木県内で東京五輪の聖火ランナーを務める。日常用、陸上用、そしてプロレス用と3つの義足を使い分けることになるが、公開されたスパーリング映像では得意技の監獄固め、ブルドッギングヘッドロックを繰り出す姿が映し出された。

「障がい者で、ハンディを持っている。ましてや年下のレスラーだから遠慮がちになると思うけど、遠慮すると谷津のためにもならないし。手加減するなよと。俺はレスラーとして上がるということを切に言いたいですね」と力強く言い切り、目に闘志を宿していた。