【DDT】KO―D王者・田中将斗がMAO一蹴 次は竹下に照準

2020年02月23日 18時31分

MAO(左)にラリアートを決める田中将斗

 DDT23日の東京・後楽園ホール大会で、KO―D無差別級王者の“弾丸戦士”こと田中将斗(46)が“完全制圧”に王手をかけた。

 V1戦でMAO(23)と激突。KO―D初挑戦でがむしゃらに向かってくる若き挑戦者の攻撃を、真正面から受け止めた。試合途中、田中のラリアートがレフェリーに誤爆した隙に、挑戦者からヒヨコのおもちゃが大量に入ったプラケースで攻撃される一幕もあったが、慌てず対応。最後は必殺のスライディングD2連発で3カウントを奪った。

 試合後「MAO、お前の変なプロレス、メチャメチャ楽しかったよ。最高に楽しかった。またやりましょう」と挑戦者の健闘を褒めたたえると、V2戦が予定されている3月20日の東京・後楽園ホール大会に言及。「竹下、出てこい! DDTに上がるにあたって、やっぱ俺が戦いたかったのはHARASHIMA、遠藤(哲哉)、竹下や。その中で前に言った2人は倒した」と笑みを浮かべた。

 田中は昨年12月の「D王 GP」優勝決定戦で遠藤を下し初制覇。続いて1月26日の後楽園大会でHARASHIMAに勝ってKO―D王座を奪取しており、確かに残る標的は竹下のみだ。これで勝利すれば外敵の田中としては“完全制圧”と言っていいだけに「俺がリーグ戦優勝して、ベルト取って防衛した。DDTのトップどころにいたお前が悔しくないんか?」と問いかけた。

 竹下は、昨年11月の両国大会でHARASHIMAに敗れKO―D王座から陥落。この日のセミではクリス・ブルックスとの初代DDTユニバーサル王座決定戦に完敗して、肩を落としたばかりだった。そんな崖っ縁の状況で、突如訪れた一発逆転のチャンスに「俺はあなたと戦いたいし、勝てる。ぜひ戦いたいです」と当然のごとく即答した。

 ちなみに、そのブルックスは試合後、マイクを持って「アリガトゴザイマシター!」としゃべりだした瞬間に、パイプいすを持ったカリスマ・佐々木大輔に襲撃されベルトを強奪された。その後、関係者を通じてベルトは戻り「このベルトでDDTがもっと注目されるようなタイトル戦をやっていきたい」と話したが、V1戦はこのまま佐々木を迎え撃つことになるのか。