【DDT】赤井沙希が「7番勝負」1勝1敗の五分に

2019年12月29日 14時55分

赤井沙希

 DDT年内最終興行(28日、東京・後楽園ホール)で、タレント兼プロレスラー・赤井沙希(32)が「おきばりやす・7番勝負」第2戦で旧姓・広田さくら(41)を撃破。通算成績を1勝1敗の五分に戻した。

 百戦練磨の広田は、赤井を模したコスチュームと白いペイントに身を包んで登場。かなり劣化した工藤静香が、急激にウエートを増加したような異様なムードを全身から醸し出してリングインした。

 しかも双子の子供(きの君&めぐちゃん=2歳)のために、赤コーナーのステージ上にキッズスペースが設けられる特別ルールが採用され、試合は開始から「広田ワールド」一色に染まった。 

 当然のごとく観衆は試合などどうでもよく、きの君とめぐちゃんの動向に注目。何だかよく分からないが、ママは「お前ら試合に集中しろ!」と激怒した。さらにはお約束の拝み渡りが失敗。ボ・ラギノール(フランス語)も回避されてしまう。

 ここで赤井はミドルキックから背中へサッカーボールキック、串刺しビッグブーツ。試合後に愛する子供たちのために夕食を作らなければならないママを半失神に追い込んだ。それでも広田は赤井に「高田純次」を決めさせる。ここまで読んで力尽きた方は、この後もっとややこしくなるので覚悟していただきたい。

 広田はコーナーに上がった赤井をパワーボムの体勢に抱え上げるも、担いだまま歩いて対角線のコーナー上に赤井を置くのみ。難技・通称「幼稚園への送迎バス」を決めるも、ダメージなんか与えられるはずもない。 

「これはかなわん」とあきれた赤井はいったん場外に退避。ここで広田がトペを狙うがもちろん失敗した。赤井はエプロンでのPKを狙うも、寸前でかわした広田がボ・ラギノール。それでも赤井がダイビングニーアタックを決め、フィニッシュを宣言した。

 ところがその直後、保父さん役を務めていたアントーニオ本多が「試合中すみません! 広田さん、きの君のおむつを替えてほしいんで試合急いでください。巻いて終わらせてください」と要求。事態を重く見た赤井と広田は丸め込み合戦で速攻勝負に出ると、松井レフェリーも阿部四郎級の超高速カウントでサッサと試合を終わらせようとする。最後は赤井が新人賞(二段式ヒザ蹴り)で不毛な勝負に終止符を打った。

 7番勝負初勝利を挙げた赤井には、さっそく3戦目の山下りな戦(1月12日、大阪)が正式決定。女子プロ界きってのデスマッチファイターに挑む赤井は「体と体を花火みたいにぶつけるような印象がある。DDTでは女子と激しくぶつかり合って散ることができないことが多かったので、極限まで経験して見たことがない自分を見てみたい」と闘志を燃やしていた。

 また青木真也とスーパー・ササダンゴ・マシンの「プロレス×大喜利ミックスルールマッチ」はプロレス史上初の決め技「石井館長」で青木が快勝し、マシンの両腕をへし折った。

 第5試合終了後にはDDTユニバーサル王座の新設が正式発表され、2月23日後楽園大会で初代王座決定戦が行われることになった。