【DDT】遠藤哲哉と田中将斗が決戦控え会見 互いの印象は「色黒」

2019年12月17日 19時48分

田中将斗(左)と遠藤哲哉

 DDTは17日、東京・御茶ノ水の道場で記者会見を開き、「D王 GRAND PRIX 2020」優勝決定戦(28日、後楽園ホール)に出場するAブロック代表・遠藤哲哉(28)と、Bブロック代表・田中将斗(46=ゼロワン)がそれぞれ初優勝を誓った。

 DDTきってのハイフライヤー・遠藤は公式戦で前KO―D無差別級王者の竹下幸之介(24)を撃破する殊勲の星を挙げ、堂々首位タイでブロックを通過。会見でも「Aブロック代表・株式会社ダムネーションの遠藤哲哉です。先日の原宿大会(15日)で田中選手をダムネーションに勧誘しましたが、条件面で折り合わず交渉は決裂しました。『俺が12月28日に後楽園で勝った際はトップにしてくれるなら』との条件を提示されましたが、我々は看板持ちを希望していましたので」と、大ベテランの弾丸男を前にしても全くひるむ様子はなかった。

 ちなみに、Bブロックで田中に敗れた同じダムネーションのKO―Dタッグ王者でカリスマ・佐々木大輔(34)と高尾蒼馬(31)にアドバイスを求めたところ「そんなもんねえよ。それより負けたらクビだからな」と縦社会の冷酷な現実を思い知らされたという。

 一方の田中は、現無差別級王者HARASHIMA(年齢非公表)との30分時間切れ引き分け(15日原宿)を含め、4勝1分けの無敗でBブロックを突破。「公式戦全勝という公約は守れませんでしたが、優勝することしか頭にない。DDTさんの年内最終興行をバッドエンドにしてしまうかもしれませんが、必ず僕が優勝してHARASHIMA君のベルトに挑戦します」と自信は揺るがなかった。

 さらにお互いの印象を問われると「色黒。それだけです」(遠藤)、「色黒でしょう」(田中)と禅問答のような口論に発展。遠藤にとって田中との激突は約2年ぶりとなるが「あの時は田中選手のエルボーを食らって体半分がしびれた」と表情を引き締めた。一方の田中は「じっくり絡んだことはないので、そのへんを確認したい。それと看板持ちも希望に見合う金額を用意してくれるなら、喜んで看板持ちになります。3000万円の預金通帳を渡せとまでは言いませんが…」と相変わらず振り幅の広い姿勢を見せつけた。

 さらに田中は「FMW時代から大きくウエートを落として肉体を研ぎ澄ましてきた自負があります。遠藤選手は跳び技がきれいで確実に決まっているという印象。自分のキャリアの中ではハヤブサを思い出す。厳しい勝負になるでしょうね」と激闘を覚悟した。

 また「右膝後十字靱帯断裂」のため9月から欠場していた大器・樋口和貞(31)が、12月28日後楽園大会で約3か月ぶりに復帰することが決定。荒鷲2世こと坂口征夫(46)と強力タッグを結成してブル・ジェームス、納谷幸男組と対戦する。

 ヒザへの負担を考えて負傷前の115キロから105キロまで体重を落とした樋口は「D王GP期間中は坂口さんのセコンドを務めていたので、あの人の生きざまや思想にひかれた。どんどん暴れていきたい。感銘を受ける部分が多いし、継続して戦ってみたいですね。ブルはタッグを組んでいたけど当たるのは初めて。それと納谷君は何やってるのかなと。最近たるんでいるんじゃないですかね」と早くも宣戦布告を放った。