【DDT】HARASHIMAがEXTREME級王座奪取 11・3両国で竹下とダブル王座戦

2019年09月29日 17時13分

竹下幸之介との対戦が決定したHARASHIMA(左)

 DDT29日の東京・後楽園ホール大会のメインで行われたDDT EXTREME級選手権・サバイバル3WAYマッチは、HARASHIMA(年齢非公表)が勝利。第47代王者に輝き、11月3日の両国国技館大会メインでKO―D無差別級王者・竹下幸之介(24)とダブル王座戦を争うことになった。

 王座戦は通常の3WAYをさらに過酷にして「最後の一人に残った者が勝者」という特別ルールが採用された。王者の黒潮“イケメン”二郎(27)は年内を最後に渡米することが決定しており、防衛を許せば王座は海外流出か、勝ったまま返上の「勝ち逃げ」を許してしまうことになる。

 団体の非常事態に大ベテランのHARASHIMAと、DDTきってのハイフライヤー・遠藤哲哉(28)が奮起。黒潮も大声援を背に受けつつ、ハイレベルな攻防を展開した。

 王者は遠藤にスワントーンボムから鮮やかなハイブリッドブラスターを決めるも、いずれもカウント2・8。ならばとHARASHIMAにムーンサルトを仕掛けるが、これはヒザで迎撃されてしまう。そのままDDTきってのベテランはトップスピードで蒼魔刀を黒潮に一撃。まず王者が脱落した。

 これで王座は残るDDT勢2人で争われることになった。遠藤は、ゆりかもめでHARASHIMAを捕獲。しかし、ここはHARASHIMAが丸め込みで切り返す。

 一進一退の攻防の末、HARASHIMAは顔面蹴りからバズソーキック。さらには封印していたつるべ落とし(インプラント式DDT)を解禁すると、最後は蒼魔刀で、粘る遠藤の追撃を振り切った。

 これで11・3両国決戦のメインは若き王者・竹下との2冠戦に決まった。試合後にリングに上がった竹下は「正直言ってHARASHIMAさんが来るとは思いませんでした」と大胆に先輩を挑発。2017年3月20日のさいたまスーパーアリーナ大会で、HARASHIMAを撃破して無差別級王座2度目の戴冠を果たしており「あの時に俺がベルトを奪うことで時代が動いた。今、俺が興味あるのは、そのEXTREME級のベルトだけ。俺が2冠王になって、本当に意味でDDTのトップになる!」と断言した。

 受けたHARASHIMAは「意外と言われましたが、これが現実。僕はこれから先も現実を見せ続ける。ガッチリやってやるよ!」と王座奪還を誓った。新世代かベテランか――。DDT年内最大の興行は、団体の未来を占う大一番となりそうだ。