【DDT】5年ぶり参戦 ケニー古巣で異色マッチの思惑

2019年09月03日 16時30分

ケニーはDDT参戦の真意を熱く語った

 米AEWのケニー・オメガ(35)が、約5年ぶりとなる古巣マット参戦への思いを明かした。DDT11月3日の東京・両国国技館大会では里歩(22)と組み、アントーニオ本多(41)、山下実優(24)組とのミックスドマッチに出場する。世界で注目を集めるベストバウトマシンが、10か月ぶりの登場となる日本マットで異色のカードを希望した狙いとは――。

 ケニーは1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会を最後に日本マットを離れ、5月に旗揚げしたAEWに参加。日本復帰となるリングに、2008年の初来日時に参戦し「最初の日本のホーム」と位置づけるDDTを選んだ。「俺にとって意味がある試合をしたかった。もちろん新日本にも意味のある試合はたくさんある。でも俺の日本の歴史のほとんどはDDT。みんなが成長したのかどうかも直接見たかった」と参戦決断に至った胸中を明かす。

 新日プロではトップレスラーとして活躍し、17、18年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」では2年連続の年間最高試合賞を受賞。その男が男女混合マッチを選んだのは異例のこと。だがこれは、ケニー本人が強く希望したものだ。
「新日本時代から、自分がオールラウンドプレーヤーだと見せたかった。ラダーマッチ、3WAY、3本勝負もやった。もっと違うルールでもできるんだということも見せたかった」

 AEWにも参戦する里歩は、アイスリボン時代からタッグを組んでおり、対戦相手についてもそれぞれ思いがある。「DDTではみんな私と飯伏(幸太)さんの歴史を思い出すだろうし、ライバル的存在ならHARASHIMAになると思う。だけどアントンさん(本多)も素晴らしい対戦相手だった。目隠しだとか、ロックンロールデスマッチだったり変わったスタイルもこなすしね」

 また、AEW副社長として女子選手のスカウト活動もこなし、これまで東京女子プロレスの坂崎ユカを参戦させた実績があることから「違う選手も見たかった。それが今回は山下。もちろん女子だけでなくDDTに行って、多くのタレントを見たい。我々には敵がいない。いい選手がいれば一緒に仕事をしたい。もちろん日本の他の団体の試合に出る可能性だってゼロではない」という別の狙いもある。

「みんな俺を覚えているか、それが一番の楽しみだ。新しいファンもいると思うし、受け入れてもらえるのか挑戦したい」。さまざまな思惑を胸に秘めた里帰りになりそうだ。