DDT3日の後楽園ホール大会で“バカサバイバー”青木真也(35)がタノムサク鳥羽(43)を下し、エクストリーム王座の初防衛に成功した。

 鳥羽はセコンドに青木の天敵、桜井“マッハ”速人を連れて登場した。これに対し青木は「俺、ツンデレだから」というよく分からない理由でマッハを徹底無視する作戦を敢行。得意の関節技を封印されるボクシンググローブマッチだったがムエタイ仕込みの打撃で一方的に追い詰め、一方的にタコ殴りにして3R1分14秒レフェリーストップで勝利した。

 試合後、前王者のHARASHIMAから挑戦の意向を表明されると、意外にも「やりましょう。強いDDTを見せましょう」と二つ返事で快諾。これにより2月17日のDDT東京・両国国技館大会でのV2戦が決定した。

 ちなみに青木は3月31日にもシンガポールの格闘技イベント「ONE Championship」の両国国技館に出場しエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)のライト級王座に挑戦する。図らずも2か月連続両国国技館でタイトル戦を行うことになって「こんなこと、俺にしかできないだろ!」と自慢げ。HARASHIMAの挑戦を即答でOKした理由を「暇だから」とした。