“女子プロ界の横綱”ことセンダイガールズの里村明衣子(38)が25日、路上プロレスに初挑戦した。

 里村はこの日、DDTの「路上プロレス in としまえん」の6人タッグ戦に登場した。正確にいえば昨年6月1日に東京ドームで行われた路上プロレスに参加したことはあるが、この時は野球と乱闘のみの参加だったため、本格参戦は今回が事実上初となる。

 高木三四郎社長(48)、一般人・澤宗紀(39)と組んで、男色ディーノ(41)、木高イサミ(36)、カサンドラ宮城組と対戦した里村は5選手ともみくちゃになりながら、遊園地を広く使った戦いを展開。船型の絶叫マシンに連続で乗ってフラフラになったり、宮城のガス攻撃でピンチになったかと思えば、メリーゴーラウンドに乗って「ごきげんよう」と手を振るなど路上プロレスを満喫した。

 試合は30分を超える長期戦となったが、最後は必殺のスコーピオライジングでディーノをKO。3カウントを奪うと「路上プロレスは想像以上でした。DDTさんにも継続的に出たいですね」とニッコリ。

 もちろんこの発言を高木社長が逃すはずもなく、その場で29日の新木場大会で行われるバトルロイヤル戦出場をオファーされると「もちろんです」と快諾して観衆を喜ばせた。