<大日本29日・後楽園大会>アジアタッグ王座に挑戦したグレート小鹿会長(74)は、35年ぶり6度目の戴冠を逃した。

 筋肉男・関本大介(35)をパートナーに王者の木高イサミ(34)、宮本裕向(33)組を一気に攻め込んだ。レフェリーの制止を無視して木高の足にニーを落とし続けるなど、極道殺法全開。先発してタッチすることなく7分間も戦い続けた。

 だが、その後は前夜(28日、新木場大会)のデスマッチで負った傷口を攻められ大流血。顔を鮮血で染めながら戦い続けたが、最後は木高の足を取ったところを逆に丸め込まれた。敗れはしたものの「ここまでやったんだから、ワンモアチャンスあるよな!? まだまだくたばらないから、それまでお前らがベルトを持っとけ!」と74歳はどこまでも血気盛んだった。